梅雨の時期に多い症状
皆さん、こんにちは。
京都府の京田辺市で鍼灸院をしております「高橋鍼灸院」です
湿気の多い雨がちの季節がやってきました。
雨の日が多くなると『頭痛』に悩まされる患者様が圧倒的に多くなります。
そして、湿気で身体がだるくなったり、冷たいものを摂り過ぎて、胃の調子が悪くなったりされる方も多くなります。
これから梅雨時期は湿気による「湿邪(しつじゃ)」が原因で気血の流れが停滞しやすくなるため、鍼灸治療はそのような方々には特に有効です。
症状が慢性化している場合は、定期的な施術をお薦めします。
鍼灸では、梅雨の頭痛に対処するために、湿気による「湿邪(しつじゃ)」を取り除き気血の流れを整える治療をします。
【鍼】は深く刺すのではなく、軽い刺激で気血の流れを整えます。
【灸】を使って、特に「湿邪」を追い払う効果のあるツボを温めます。
~湿邪を取り除き除湿効果のある重要なツボ~
『豊隆(ほうりゅう)』
①梅雨の時期に頭痛やむくみ、消化不良などの湿邪関連の症状に効果的
②気の流れを良くします
③頭痛の緩和
→気血の巡りを整えることで、梅雨による頭痛を軽減
④胃腸の働きを整えて消化機能を向上
~頭痛を和らげるツボ~
『百会(ひゃくえ)』
→気の巡りを良くし、頭痛やめまいを緩和
※ちなみに『百会(ひゃくえ)』は自律神経の働きを良くするツボでもあります。
頭痛といっても様々な要因がありますので、当院ではしっかりとその日の患者様の状態に合った治療をさせて頂きます。
またご自宅での養生方法など必要な方にはお伝えしております。
これからの梅雨の時期も元気に乗り切っていきましょうね