花粉症状の軽減が期待できる漢方
皆さん、こんにちは。
京都府の京田辺市で鍼灸院をしております「高橋鍼灸院」です
ようやく日中は暖かくなり、春らしくなりつつありますね
しかし、それと同時に出現してくるのが『花粉』!!
当院の妊娠準備の患者様も敏感に感じる方でしたら、2月末くらいから花粉症状で苦しんでいらっしゃいます
もちろん、花粉症状を軽減できる鍼灸治療があるのですが、本日は花粉症状の軽減が期待できる漢方をご紹介します。
・漢方は「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」・「辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)」・「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」が有名ですね。
◎「小青竜湯」(ツムラ19番)は、花粉症の代表的な漢方です。
・水の様に流れ出る鼻汁。
・くしゃみが頻回に出る。
・身体の冷えがあり、特に起床時にひどくなる。
これらの症状の方は、「小青竜湯」がお勧めです。
◎「辛夷清肺湯」(ツムラ104番)は、
・鼻の乾燥感が強い。(特に起床時)
・頭痛が併発する。
・顔や鼻に熱感があり、ボーっとする。
これらの症状の方は、「辛夷清肺湯」がお勧めです。
◎「葛根湯加川芎辛夷」(ツムラ2番)は、
・鼻づまりが強い。
・時々でる鼻水は、無色~白色。
・ゾクゾクする様な冷えがある。
これらの症状の方は、「葛根湯加川芎辛夷」がお勧めです。
※但し、これらはあくまで『花粉症』に対する漢方薬の為、体質を改善させる漢方ではございません。
次回は、院長が花粉の時期にお勧めのグッズをご紹介したいと思います